バイクシェアの拡大が全米で進む-技術や資金調達に課題も-

(米国)

ニューヨーク事務所

2015年07月08日

 米国では近年、環境や健康に対する意識の高まりや利便性から、都市部での自転車共有(バイクシェア)プログラムの開設が相次いでいる。過去5年でプログラム数は6.3倍に増加し、2014年には50件を数えた。ブームの一方、技術面や資金調達で課題に直面するプログラムも多く、2014年1月には自転車などのハード機器と関連システムを製造する大手が破綻し、製品供給に混乱が起きた。北米最大のプログラムがあるニューヨークでは、運営大手の再建を図り、さらなる拡大に向けて改善の取り組みが進められている。

ビジネス短信 2d1435ebd4b3e49d

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