総選挙で連立与党が大敗、政権交代へ-中央党が第1党、EU懐疑派は第2党に

(フィンランド)

ヘルシンキ事務所・ロンドン事務所

2015年04月23日

4年ぶりの総選挙(定数200)が4月19日に実施され、中道・左派連立与党が大敗した。中道右派で野党の中央党が14議席増やし第1党となった。EU懐疑派で右派野党の真フィン人党が第2党になる一方、アレクサンデル・ストゥブ首相率いる国民連合党、連立与党を組む社会民主党など、与党は緑の党を除いていずれも議席を減らした。この結果を受けて、中央党のユハ・シピラ党首を首相とする真フィン人党との連立政権が5月中には発足するとみられている。

ビジネス短信 5537414aba090

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