徴税強化目指し懸賞付き領収書を試験的に発行

(ラオス)

ビエンチャン事務所

2015年04月16日

政府は恒常化している財政赤字対策として、懸賞付き領収書の試験運用を首都ビエンチャンで開始した。事業者に発行させることで売り上げを正確に把握でき、徴税の強化につながるとしている。スクラッチを削ると自動車などの賞品が当たるもので、普及すれば利益税や付加価値税(VAT)の増収が期待される。また、経費や還付の証明書類として認められにくかった手書きの領収書が減れば、進出日系企業にとっても朗報となるだろう。

ビジネス短信 552de64255f00

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。