利用率は3割強の低水準、国内の運用統一化が課題−日系企業のFTA活用実態と運用上の課題(9)−
広州事務所
2015年03月26日
在中国の日系企業の自由貿易協定〔FTA、経済連携協定(EPA)を含む〕の利用率は、低水準にとどまっている。広東省珠江デルタ、長江デルタを中心とした部品産業の高い集積度や、一般地域でも保税での委託加工が可能な点などが要因として挙げられるが、利用率向上に向け、手続きの簡素化・迅速化、中国国内での運用ルールの統一などが求められる。
ビジネス短信 55123c925ff28