新エネルギーへの本格投資は2023年以降に着手−再生可能エネルギーめぐるアフリカ諸国の現状と今後(4)−

(ナイジェリア)

ラゴス事務所

2015年03月20日

ナイジェリア計画省(NPC)は2014年8月、2014年から2043年まで30年間のインフラ開発計画(NIIMP)を発表し、エネルギー、交通など7つのセクターに総額3兆ドルを投資することを決定した。電力や石油・ガスを含むエネルギーにはその3分の1となる1兆ドルを投資する計画だが、大半はガス火力発電および送電網の拡張に向けられる予定で、新エネルギーへの本格投資は2023年以降に着手し、2043年に総発電量の35%とする目標が掲げられるなど、先の長い取り組みとなりそうだ。

ビジネス短信 55092df80afc8

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。