原油価格の下落でデフォルトの懸念高まる
カラカス事務所
2014年12月26日
外貨獲得を石油輸出に依存しているベネズエラでは、2014年6月から始まった急激な原油価格の下落で外貨流入が著しく減少し、2015年の経済への悪影響は避けられそうにない。政府は2015年3月に外貨建てソブリン債の償還を控えており、ベネズエラ国営石油公社(PDVSA)も10月、11月に満期を迎える外貨建て債券を有する。これらの外貨建て債券に対する国際格付け機関の評価は低く、債務不履行(デフォルト)の懸念が高まっている。
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