新しいエネルギー協約により、省エネとREの普及を図る−欧州・トルコのエネルギー政策と企業動向(21)−

(オランダ)

アムステルダム事務所

2014年01月09日

天然ガスを産出する資源国であるが故に、オランダの再生可能エネルギー(RE)の比率は4%と低い。このほど政府は、国内の関係機関・団体と交渉を進め、「持続可能な成長のためのエネルギー協約」を締結した。建築物内での省エネを含む、各種省エネ措置によって、最終エネルギー消費を1年当たり平均で1.5%、2020年までに合計100ペタジュール(PJ)削減すること、石炭火力発電所の削減と洋上を中心とした風力発電の増強により、RE比率を2020年までに14%、2023年までに16%に引き上げることが目標だ。

ビジネス短信 52ccb99bca260

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