7〜9月は中国側統計でもマイナスに−対中投資の日中統計間の乖離をめぐる考察(1)−

(中国、日本)

北京事務所

2013年11月21日

日本の対中直接投資は2012年下期から、日本側統計では前年比で減少しているにもかかわらず、中国側統計では増加するといった異なる動きを示し注目されてきた。理由として、日本の統計(国際収支統計の対外直接投資フロー)の範囲が、留保利益や親子ローンをも含むなど、中国より広いことが可能性として考えられる。この問題を2回に分けて考察する。

ビジネス短信 528c370124dd8

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