シーメンスとイネンサス、電力供給不安をビジネス機会と捉える−欧州企業のアフリカ戦略(10)−

(セネガル、ドイツ、ナイジェリア、南アフリカ共和国)

デュッセルドルフ事務所

2013年05月15日

電力供給の不安はサブサハラの大きな課題だ。南アフリカ共和国やナイジェリアなど経済規模の大きい国では、電力需要が増加する見込み。石炭・ガスなど従来型火力発電所への需要拡大に加えて、再生可能エネルギー(RE)の普及も期待され、ドイツ企業にとり大きなビジネスチャンスとなりそうだ。また、電力網とつながっていない地域への電力供給も潜在性を秘めている。電力分野で南ア、ナイジェリア、セネガルに進出した電機大手のシーメンスと、風力や太陽光発電事業を手掛けるベンチャー企業イネンサスの事例を紹介する。

ビジネス短信 5191c02ede2b0

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