タタ・スチール、オランダで次世代鉄鋼製品の開発拠点を稼働−アジア企業の欧州ビジネス戦略(鉱業、自動車、環境・エネルギー、建設・サービス)−

(インド、オランダ)

ブリュッセル事務所

2013年03月12日

インド鉄鋼大手のタタ・スチールはこのほど、オランダのアイモイデンで、超高強度鋼を開発する先進施設を稼働させたと発表した。自動車の安全性と燃料効率性の向上のため、軽量かつ強度に優れ、衝突耐久性のある鉄鋼製品の需要が高まっていることに対応したという。同社はまた、外壁材でも高機能製品の開発に取り組んでおり、2013年1月にドイツ・ミュンヘンで開催された建築・建材見本市「BAU 2013」に、環境負荷の低減に寄与する外壁材「カラーコート」シリーズの製品を出展した。

ビジネス短信 513d637277240

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