活発化するイラクの建設・住宅関連市場
ドバイ事務所
2012年12月19日
イラクの建設・住宅市場の動きが活発だ。度重なる戦争でインフラが破壊され改修や修復は途上だ。一方で、近年の治安状況の改善により、国外に避難していた国民が少しずつ帰還しており、住宅やインフラなどさまざまな施設のニーズが急速に高まっている。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の調査によると、2012年1月の時点で150万人強のイラク国民が国内外で避難民となっていたが、このうち20万人が2012年のうちに旧居住地に帰還すると見込まれている。ドバイで開催されたセミナーと、イラク北部で開催された展示会の模様を交えながら、イラクのインフラビジネスの商機などについて報告する。
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