日本食の人気は堅調、売り込みに課題−欧州の日本食品市場、震災後の現状(12)−

(ロシア)

モスクワ発

2012年03月16日

モスクワでは東日本大震災後も、日本食を扱うレストランや販売店の数に大きな変化はなく、健康志向の強いロシア人は日本食に対する関心を失っていない。しかし、震災の影響が小さかった背景には、そもそも日本食品の流通が進んでいないという実態がある。価格競争力の強化と一般消費者への周知が、今後の市場開拓のカギとなろう。シリーズ最終回。

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