水力偏重からの脱却とバイオマス資源の多様化を進める−欧州のバイオマス政策(9)−

(オーストリア)

ウィーン発

2011年06月23日

豊富な森林資源があり、早くからバイオマスの活用が進められてきたが、電力部門では水力の割合が大きく、バイオマスは小さい。そのため、電力部門での固定価格買い取り制度(FIT)をはじめ、熱部門での助成金などでさらなるバイオマス活用を進める。また、輸送部門では税制優遇による支援が行われている。バイオマス資源の安定的な確保を目指すため、資源の多様化も進めている。

ビジネス短信 4e028bf25cc60

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。