制裁下での協力関係が進行
イスタンブール発
2011年04月08日
イランとの経済関係は、エルドアン政権が周辺国との「ゼロ・プロブレム」外交を展開する中で急速に拡大している。近年、両国は政治・外交的な関係を強化しており、トルコはイラン核開発問題に対する国際的制裁で独自の対応を示すなど、これまでの米国一辺倒の姿勢から変化がみられる。また、経済面でも天然ガス輸入だけでなくイランの西側への窓口としての役割強化を図り、ビザを相互に免除するなど積極的な動きをみせている。
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