太平洋岸への原油パイプライン計画に4つの課題

国家エネルギー委員会（NEB）と環境アセスメント庁（CEAA）は1月19日、パイプライン大手のエンブリッジが提案している原油パイプライン計画に関し、計画遂行上の課題やリスクなど、詳細資料の追加提示を求めると発表した。この計画には、中国石油化工集団（シノペック）が投資する意向だと報じられており、将来的に中国などアジア地域への石油需要に応えることが期待されている。しかし、環境破壊への懸念から反対も根強く、計画の先行きは依然として不透明だ。