中銀、金融引き締め策を決定−消費の過熱と貸し倒れを防ぐ−

(ブラジル)

サンパウロ発

2010年12月13日

中央銀行は2010年12月3日、市中銀行の中銀への預金準備率引き上げなどの金融引き締め策を12月6日から実施し、消費者へのクレジット供与を減らしていくことを決定した。これは、消費の過熱による物価上昇や、2年以上の長期の債務不払いの増加などを受けたものだ。中銀はバブルへの懸念を強めている。

ビジネス短信 4d01f04229bf8

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