建築物や地域開発でもエコを追求−環境ビジネス、ストックホルムの挑戦(2)−
グローバル・マーケティング課・ストックホルム発
2010年11月11日
建築部門は欧州の二酸化炭素(CO2)排出の4割を占め、交通部門より多くの課題を抱えている。国内では同部門の環境負荷の低減に総力を挙げて取り組んできた。エネルギー庁のトーマス・コーベリエル長官は「スウェーデンでは、2020年には化石燃料の暖房への使用はなくなる」と力強く語る。そこにはストックホルムのハンマルビー・ショースタッド地区で培われてきた技術と実績への自信が色濃く反映される。市街地では国営企業によるサステナブルなビルの開発も始まった。シリーズ第2回は建築と照明について。
ビジネス短信 4cdb45aabb030