ラノーン港、インド向け利用にはコストや時間面で課題

(タイ)

バンコク発

2010年04月16日

ASEAN・インド自由貿易協定(AIFTA)の物品貿易協定が2010年1月に発効し、在タイ日系企業のインド市場への関心が急速に高まっている。しかし、インドへの輸出はシンガポールで積み替えの上マラッカ海峡を経由しなければならず、輸送に12〜14日かかる。ジェトロは3月末、タイ港湾庁(PAT)と共同でメコン・インド事業環境セミナーを開催した。セミナーではインド市場開拓の前線基地として南部ラノーン港の利用が紹介されたが、前線基地となるには課題も多い。

ビジネス短信 4bc7bb8560ae0

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。