EU諸国との労働力自由移動の是非、国民投票へ

(スイス)

ジュネーブ発

2008年10月20日

政府は「ヒトの移動の自由」に関するEUとの2国間協定によって2002年以降、段階的にEU諸国との間で滞在ビザや労働許可の撤廃を進めている。14年にはEUと欧州自由貿易連合(EFTA)加盟の全国民にはスイスでの労働許可が不要になる。これに対し、外国からの労働力流入に反対する右派政党が同協定の見直しを求める署名活動を行い、必要署名数を集めたことで09年2月8日に国民投票で是非が問われる。

ビジネス短信 48fbed4fda430

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