特集韓国企業の海外展開の今と新たな挑戦
米中対立や中国の生産コスト上昇・供給過剰、中国企業の競争力向上などにより、韓国の対中直接投資は急減し、韓国企業の中国ビジネスも厳しさを増している。一方、米国の産業政策などで対米直接投資は急増してきたが、第2次トランプ政権の発足により先行きは不透明だ。また、「チャイナ・プラスワン」の筆頭のベトナムに対しても韓国企業は高い関心を払っており、東南アジア最大の経済規模を誇るインドネシアへの直接投資も増えている。さらに、高い経済成長が見込まれる大国・インドでも大手韓国企業が事業を積極化させている。本特集では、こうした韓国企業の海外展開の姿を明らかにする。
2025年6月25日

この特集の記事
- 韓国企業の海外進出先は中国から米国に大きくシフト
- 韓国企業の中国事業の明暗(1)急減する韓国の対中直接投資
- 韓国企業の中国事業の明暗(2)相次ぐ在中韓国系企業の撤退
- 韓国企業の中国事業の明暗(3)中国で成功する韓国企業と新たな商機
- インド進出機会を模索(韓国)
- 韓国企業、ベトナムに根付く
- 韓国企業のインドネシア展開は裾野が拡大
- 韓国企業のマレーシア進出が活発化
- トランプ新政権への韓国の対応(1)韓国二次電池業界に危機感
- トランプ新政権への韓国の対応(2)対米投資を急ぐ韓国企業
- 韓国化粧品大手コスマックス、OEM・ODM戦略で海外進出を加速
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