特集中国EV・車載電池企業のグローバル戦略
2024年において、中国新エネルギー車(NEV)の輸出・海外進出がさらに大きく拡大した。過当競争が続く国内市場から、利益率の高い海外市場へ向かう動きが本格化している。中国自動車企業は、NEVだけではなく内燃機関車の輸出も伸ばしており、各市場に合わせたマルチパスウェイ戦略を取っている。同時に、ファーウェイなど車載OS企業との連携により、人工知能(AI)が装備された車種を増やし海外市場を狙う。欧米とは通商摩擦の様相を呈する一方、新興国は総じて歓迎の姿勢を示す。最新の中国市場動向と併せ、海外13カ国・地域から日本企業へのインパクトを分析する。
2025年1月9日
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この特集の記事
今後記事を追加していきます。
- 世界で存在感増す中国NEV企業(前編)全方位輸出戦略を取る中国企業
- 世界で存在感増す中国NEV企業(後編)欧米で相次ぐ輸入対抗措置
- AI実装のスマート化が進展(中国)
- 中国で構築進むNEVのエコシステム
- 中国電池企業の技術動向
- 拡大が見込まれる車載電池リサイクル市場、中国企業が相次いで参入
- 自動車産業における外資系企業と中国企業の協業が拡大
- スマート化・インテリジェント化急ぐ重慶市の自動車産業
- 武漢市の自動運転技術開発の変遷と展望
- 米国のEV市場における中国の存在
- トランプ次期政権下で取られ得る中国製EV流入への対抗措置
- トランプ次期政権のEV政策の展望(米国)
- EU、失速するEV需要の中、相殺関税措置発動
- 中国のEVメーカー、追加関税でもドイツでのビジネスを拡大
- 急拡大する中国EV関連企業のハンガリー進出
- タイでの中資系BEV動向(前編)現地生産開始で供給過剰の懸念も
- タイでの中資系BEV動向(後編)中国サプライヤー進出で技術が浸透
- 中国自動車メーカーの進出、EV生産が本格化(インドネシア)
- 中国と距離を取り、独自ペースで進展するインドEV市場
- 中国企業の動向を探る(1)メキシコで存在感を強める中国EV企業
- BEV市場を席巻する中国メーカー(ブラジル)
- チリEV市場で存在感示す中国企業
- ロシアでも存在感高める中国EV
- 政府支援を背景に中国EVが席巻(ウズベキスタン)
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