特集注目度高まる北米グリーン市場、その最前線は
バイデン政権の気候変動対策の下、米国でのグリーンビジネスへの注目度が高まっている。電気自動車(EV)は西部を中心に普及が進み、南東部ではバッテリーの開発や生産が加速している。北東部では洋上風力など再生可能エネルギーへの投資がみられるほか、中西部では二酸化炭素回収・貯留(CCS)の取り組みがみられる。カナダでも、温室効果ガス(GHG)排出削減のための施策が取られている。気候変動対策に関する米国・カナダ政府の取り組みや市場動向など、最前線の情報を現地から紹介する。
2023年11月29日
この特集の記事
- 脱炭素政策とともに注目度増す、北米グリーン市場(総論)
- 連邦政府のEV普及政策、成果と課題(米国)
- EV導入の環境整備が進む米国南東部(前編)EV市場動向
- EV導入の環境整備が進む米国南東部(後編)EV関連投資動向
- カリフォルニア州のZEV推進、2035年に向け環境整備が進む(米国)
- 米NY州、NJ州のクリーンエネルギー電力投資の動向
- 水素でも、自国中心のサプライチェーン構築を目指す米国
- カナダにおける水素戦略(1)多様な水素の活用目指す連邦政府
- カナダにおける水素戦略(2)州・準州レベルでも戦略策定進む
- CCUS普及のカギを握るパイプライン、中西部開発の行方は(米国)
- テキサスで進むエネルギー転換(1)脱炭素に向かうヒューストン(米国)
- テキサスで進むエネルギー転換(2)連邦支援に沸くCCSと水素(米国)
- テキサスで進むエネルギー転換(3)太陽光発電が急拡大、全米1位も視野に
- クリーンテック領域で存在感を強めるマサチューセッツ州(米国)
- インフレ削減法で建物の脱炭素化(前編) 太陽光発電と蓄電池が拡大(米国)
- インフレ削減法で建物の脱炭素化(後編) ヒートポンプで日本に商機(米国)
- 米航空分野の脱炭素化(1)次世代航空燃料SAFが切り札に(米国)
- 米航空分野の脱炭素化(2)民間企業のSAF生産・調達進む(米国)
- カナダにおけるGHG排出量削減規制の現状