特集アフリカにおける日本食ビジネスの可能性
アフリカでは、多くの国で日本車は有名で高い人気を誇るが、日本食や日本産食材はあまり知られていないのが実状だった。しかし近年では、各国の所得水準向上や旺盛な消費意欲、ライフスタイルの変化、進出外資企業の増加などを背景に、日本食のレストランや食材も徐々に広がりつつある。本特集では、アフリカ各国で日本食ビジネスを手掛ける関係者にインタビューし、最新動向や今後の展開などのレポートを取りまとめた。日本食の展開には制約があるアフリカでも、食材入手などに奮闘し、認知度が高まりつつある現状が浮かび上がってきた。
2021年5月12日

この特集の記事
- 日本産食品の輸出と主要国における日本食の動向(アフリカ)
- 地酒2社、初めてのアフリカ輸出を実現(ケニア)
- 広がりが続く日本食、「現地の舌」になじむ工夫がカギ(南アフリカ共和国)
- 成長途上の外食産業、日本食市場の現状と展望(モザンビーク)
- 日本食は寿司が人気の中心、輸入規制に撤廃の動きも(エジプト)
- エジプトの本格派日本食レストラン、新型コロナ禍でさまざまな工夫
- 日本食の普及、まずは調味料から(エチオピア)
- 食材の輸入と現地調達に奮闘、良質な寿司で開く日本食市場(ケニア)
- 日本野菜の生産から販売までバリューチェーンを築く(ケニア)
- 新型コロナ禍でもビジネスを拡大!ケニアに日本食ブームを
- 大手スーパーから日本食市場の新規開拓に挑む(ナイジェリア)
- 寿司の魅力は早く浸透、豊富な食材や街の発展に可能性(モロッコ)
- フランスのトレンドに敏感なチュニジア、寿司から多様な日本食へと展開
- ガーナで初の本格的な日本食レストラン、5年間で市場は拡大傾向
- 日本食の普及のカギはフュージョン風(コートジボワール)