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日本産食材サポーター店インタビュー シンガポール髙島屋

対面接客販売で日本製品のアドバイスに注力
日本各地の食文化を紹介する催事スペースが好評

所在地:シンガポール

25年の月日を重ねて探求した地元ニーズを重視

シンガポールの目抜き通りであるオーチャードロードの中心に位置する髙島屋の客層は、7割が地元のお客さまで3割がツーリスト。ランドマークとして信頼を集める地下2階食料品売場のジャパニーズゾーンには、「資生堂パーラー」「ユーハイム」「坂角総本舗」「源吉兆庵」といった国内有名店が軒を連ねる。「シンガポールのお客様の多くは日本への渡航経験があるため、日本製品の品質や価格をよくご存知で、目も舌も肥えておられます」と食品部ディヴィジョンマネジャーの吉田聡太郎氏。「日系企業でありながら、シンガポール人のお客さまがメイン顧客であるため、地元のお客さま目線でのローカライズが重要です。日本の百貨店の内容をそのまま持ち込むのではなく、この地域で生活されるお客さまがお求めになる味やスタイルを念頭においた商品展開を心掛けています」と語る。

和牛は大人気。出店企業の社長自ら対面接客販売!美味しい焼き方までアドバイス

常設の催事コーナーでは、年間の約半分は日本商品をテーマとした内容で展開しており、その際、必ず出店企業の社長もしくは製造現場の方が実際に店頭に立って接客するよう依頼しているとのこと。「高級和牛は、地元のお客さまからも大変好まれます。肉の種類に合わせた焼き方のコツや、ベストな食べ方をプロの目線でアドバイスしていただくことにこだわっています。これにより、お客さまが納得してお買い上げいただけることに加え、日本人の発想にないような食べ方をリクエストされた場合にも、すぐに対応してもらうことが可能となります。このような対応は実際に商品を扱っている方にしかできないことなのです」とのこと。たとえ販売に際して言葉の壁があっても、良質な商品を使った調理パフォーマンスを披露し興味を引くことができれば、確実に売上げに繋がっていくそうだ。

中華料理を彷彿とさせる食品は売れる

「日本産もち米使用店(岩手産ひめのもち)」と書かれた札が目印の米八は、常に行列のできる人気店だ。各種並べられた、もちもちのおこわからは湯気がたち上り、アツアツの状態で購入できる。「中華系のルーツを持つお客さまが7割を占めるシンガポールでは、蒸すという調理手法に親しみを感じられる方が多いようと実感しています。そういった意味で、店頭でも湯気を出して売るものは人の足が止まります。催事で日本でも人気の『茅乃舎』の出汁を販売したときには、出汁をそのまま販売するだけでなく、店頭で茶碗蒸しに調理をして提供したところ、飛ぶように売れました。日本の製品を販売するときには、中華系の方の好みを意識することもポイントのひとつではないでしょうか」。
催事の店舗として、鹿児島県のさつま揚げ専門店「玖子貴」も登場。コーンに包まれたタネをジュワッと揚げているブースには人だかりができた。「蒸し物同様に揚げ物も人気ですね。冷えているものよりも、アツアツのものが売れます。目の前で調理するシズル感が大事です」。

「一歩踏み込んだ売り方」に挑戦

「例えば日本酒は大吟醸ばかりが売れていきますが、純米酒であれば熱燗にして飲むことによって、また違った印象が生まれるはずです。今後は飲み方や食べ方の提案も伝えていくことにチャレンジしたいと考えています」

シンガポール髙島屋
391 Orchard Road Singapore 238873
+65 6738-1111
www.takashimaya.co.jp/singapore/index.html外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます