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海外における日本産食材サポーター店認定制度

日本産食材サポーター店インタビュー St.Pierres Sushi

NZ最大規模を誇る寿司チェーン店
日本産食材を利用した新メニュー開発に力を注ぐ

所在地:オークランド(ニュージーランド)

35年でSushiをNZ国民のランチに定着させた

先住民族マオリ族の首長と共に英国君主との間でワイタンギ条約が結ばれ、国として統一してからまだ180年余りの若い国ニュージーランド。現在も世界中の国々から移民者を受け入れている。

今回紹介するSt.Pierres Sushiのニック氏(Nick KATSUOULIS)もギリシャから両親と共に移民。

首都ウエリントンにて両親が始めた鮮魚店を受け継いだのが1984年、2019年は丁度35年にあたる記念の年でもある。彼は鮮魚店をSeafood Delicatessenという新しいお店に変更、次々と海産物や加工食品を取り入れた店舗に変えて行った。 そんな中で寿司を販売、それが大ヒットとなり、今では全国でSt.Pierres Sushiの黄色い看板の前で行列が出来る程である。

NZ全土をSushiで制覇

ニック氏は常に多品目化を目指す。様々な食材を試みた末に日本産食材に目覚める。昔は生魚すら食べる習慣が無かった国で、30年程かけて巻き寿司や握り寿司が市民権を得るようになって来た。現在はニュージーランド全国で回転寿司店を含む60店舗もの寿司店を経営する。さらに10年程前からDonburi(丼)ブランドも立ち上げ、60店舗の一部を含む23店舗にて好評販売中だ。社員数も700名を超えるが、日々厳しい競争にある中でマニュアル化された製造方法にてどのお店でも一定の品質を保ち、海苔巻き、握りを含めた寿司パックを毎日平均1万個を売りさばくチェーン店となった。

日本産食材にこだわる

移民国家である為、多種に渡る加工食品が世界中から輸入されている。

その様な環境の中で、日本産食材の際立った優秀性を見つける。食材品質の高さ、品数の豊富さ、寿司に適した調理食材などに目覚めたニック氏は頻繁に日本を訪れ、常に新しい食材や、加工食品に目が行ってしまう。食材以外にも、現地のキャベツは固く、大きい為に千切りには時間を要していたが、都内を散策中に千切り専用機を発見、即刻輸入したという。安価な代替輸入食材に飛びつかず、頑固に日本産食材に固執する姿は頼もしい。日本語が得意でないニック氏から流暢な単語が聞こえてくる。ミソ、ガリ、ショウガ、ダシ、マヨネーズ、ス、オチャ、ツケモノ、ソース、スシズ、ノリ、サケなどが自然に会話に溶け込んで来る程の和食通である。日本産食材にこだわり続けた結果が現在のSt.Pierrsである。

日本産食材の無限の可能性

地元で手に入る食材としては、サーモンなどの魚介類、ポークやチキン、果物や野菜などを利用している。和洋折衷の代表的な調理として照り焼きチキン丼などがあるが、ニック氏は日本産食材と現地で入手可能な食材を利用した新メニューの開発に意欲的で専属シェフがメニュー開発にいそしむ。新メニューの採用判断に関してはSNSを利用し、3万人のフォロワーからのイイネ数で採用の判断をしている。兄弟との共同経営者また創設者でもあるニック氏はまだ若い。会社名はお店にあったマトウ鯛がフランス語でSt.Pierresと言うので命名したそうだ。何事もアクティブで、そしてクイックなニック氏、今後も多くの寿司ファンに日本産食材を使った新メニューを提供し続けて行くと明言している。

(2020年取材)

St.Pierres Sushi
165 Karangahape Road, Auckland 1010, New Zealand (Head Office)
09-282-4122
https://stpierres.co.nz/外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます