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日本産食材サポーター店インタビュー Ramen Misoya Milano

日本各地の味噌蔵から取り寄せ、オリジナルブレンドした味噌を使用した伝統的かつ本格的な味わいの味噌ラーメン

所在地:ミラノ(イタリア)

スタイリッシュなスペースで、本格的な味噌ラーメンを楽しむ

ミラノのお洒落なブティックが立ち並ぶファッションゾーン、ソルフェリーノ通りに2016年12月に「Ramen Misoya Milano」がオープンした。千葉市に本社を構え、味噌ラーメンに特化したFCビジネスを展開する「株式会社 トライ・インターナショナル」の海外ブランド「Ramen Misoya」のヨーロッパ1号店である。日本から輸入した伝統的な味噌を武器に、近頃のラーメンブームの追い風に乗って、ミラネーゼ達の間で知名度を上げている。社長の田所史之氏は、味噌蔵を営む両親の元に生まれ、味噌の真髄を知り尽くした人物である。古来から伝わる日本が誇る発酵食品である味噌の「美味しく」かつ「ヘルシー」な良さを海外に広めるため、「味噌は日本人の宝物」をモットーに、2003年から国内はもとより、世界各地に店舗を増やし続けている。

ミラノ店では数多くある味噌の中から二種類に絞り込んだという。マイルドな味わいの東京味噌とコクのある北海道味噌。それぞれのラーメンにチャーシューや煮卵、バターなど自分好みにトッピングをカスタマイズ出来るのが楽しい。その他、特製の味噌ソースを使用したゆで野菜や冷奴など、専門店ならではの料理を取り揃え客足も右肩上がりである。

「Tokyo Miso Ramen」が一番人気

ミラノ店の丼は、イタリア向けにオーダーメイドした美しいデザインとなっている。リッチなイメージのあるゴールドは「Tokyo Miso Ramen」、北海道の雪をイメージしたシルバーは「Hokkaido Miso Ramen」に使われている。

一番人気の「Tokyo Miso Ramen」は、自社オリジナルブレンドの東京味噌に長時間煮出した鶏と豚の骨と昆布の旨みがあるスープがベース。特に人気の高い「Tokyo Miso Special Ramen」には海苔、味噌漬け炙りチャーシュー、味噌漬け煮卵、挽肉、メンマ、ネギ、もやしなどが載っている。その中でもチャーシュー、煮卵、挽肉は特製味噌を使用したこだわりぶり。それぞれがスープの味噌味と相まってお互いの旨みの相乗効果で、味もグレードアップ。追加オーダーの最も多い味噌漬け炙りチャーシューは、田所氏が専用にブレンドした味噌に一晩漬け込んで、サービス直前にスライスして炙ったものを最高の状態で提供している。餃子も日本産の皮を使い、手作りにこだわっている。薄くモチモチした皮がパリッと焼き上がり、売上No.1のサイドメニューである。

ヘルシー志向のVegetarian Ramenも人気急上昇中

昆布のみで取った出汁をベースに、東京味噌・北海道味噌のいずれかを選ぶ事が出来る。写真のラーメンは、コクのある北海道味噌。トッピングには北海道の名産品であるジャガイモをイメージさせるポテトフライ、コーン、メンマ、イタリア人にはおなじみのナスやズッキーニ等の野菜がたっぷりのり、満足感も十分。

この他、ミラノ発のヘルシー志向のラーメンがある。イタリアの代表的な素材であるトマトと味噌のコラボ、「Miso Tomato Ramen」だ。意外な組み合わせにも思われるが、旨みが相まってラーメンの美味しさの幅を広げている。

ラーメン屋にはビールが定番だ。当地でも日本銘柄のビールと合わせるのが主流、しかし最近は日本酒のリクエストも増え、“熱燗”を楽しむ人も出てきている。

長いイタリア生活の経験を活かして、店舗を運営する高橋義和氏

店長は長年フィレンツェでアパレル関係の仕事に携わって来た、イタリア事情に精通する高橋義和氏。「チャイナタウンに近いというロケーションもあり、オープン当初は日本人や中国人等、アジア系のお客様が多かったのですが、今ではイタリア人の方が増えて全体の7割程を占めています。」と、ミラネーゼ達にも「Ramen Misoya」の味噌ラーメンが浸透して来た手応えを感じている。

だが、イタリアはまだ味噌啓蒙時期のようだ。事実、味噌を知らない人も多い。メニューに味噌の説明を載せているものの、ホールスタッフがどのような味かを説明し、さらにはテーブルまで味噌を持って行って味見をしてから、ラーメンの味噌を選択してもらうケースもあるという。この様な啓蒙の為のきめ細やかな対応が、店内の雰囲気をフレンドリーにしていく。

また、日本の麺文化特有の“すすって食べる”のが、イタリア人達には苦手な様だ。熱々のラーメンをサービスしても、冷まして食べる為どうしても時間が掛かってしまう。しかしながら、近頃は日本通の顧客が、“すする作法”を一緒に来た友人達に教えるという、微笑ましい光景も多く見られるようになった。「食べ終わるまでに長い時間は掛かってしまうものの、ラーメンの完食率は非常に高く、丼を逆さにしても一滴もスープが残っていない事が多いんですよ。」と、高橋氏は嬉しそうに語る。

この春には内装デザインとメニューを一新、よりお客様に楽しんで貰える様に変化し続け、一層地域の空気感にフィットしたいと計画している。

Ramen Misoya Milano
Via Solferino 41- 20121 Milano
+39 02 8352 1945
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