内閣改造を実施、新たな財務相、外相を任命

(タイ)

バンコク発

2024年05月10日

タイの官報PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)によると、国王は4月28日、新内閣の閣僚を正式に承認し、総勢36人の新内閣が発足した。新内閣の構成は添付資料のとおり。

セター・タビシン氏はこれまで首相と財務相を兼務していたが、今回の内閣改造で首相の地位のみを維持することとなった。一方で、前タイ証券取引所理事長のピチャイ・チュンハバジラ氏を副首相兼財務相に任命。スリヤ・ジュンルンルアンキット運輸相を副首相との兼務にしたことで、2人が新たな副首相に任命された。

ソムサック・テープスティン氏は副首相から外れ、保健相に任命された。パーンプリー・パヒットターヌコーン氏は副首相から外相となった直後に辞任PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)したため、後任には外交官出身で元駐カナダ大使のマリット・サギアムポン氏が任命PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)された。

(ピンラウィー・シリサップ、藤田豊)

(タイ)

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