投資制度
外国企業の会社設立手続き・必要書類
最終更新日: 2011年06月06日
外国企業の会社設立手続き・必要書類
- 下記の書類が必要。
外国企業がUAEで設立可能な会社形態は、主に以下の4種類。
・有限責任会社(Limited Liability Company: LLC)
・支店
・駐在員事務所
・フリーゾーン内の会社
それぞれについての説明は、別添PDFファイル参照。
「アラブ首長国連邦 外国企業の会社設立手続き・必要書類 『UAEにおける法人形態』」
設立手続き、必要書類は以下のとおり(ドバイ首長国の例)。
■有限責任会社(Limited Liability Company: LLC)
1.ドバイ政府経済開発局(DED)の事業分類リストより、設立する会社の事業分野を特定する。
2.DEDに商号を仮登録する。
3.DEDから事前承認を取得する。必要書類は以下のとおり。
・所定の申請書
・商号リスト
・出資者のパスポートコピー(UAE国民の出資者は住民票コピー)
・代表者のパスポートコピー
・LLC設立を決定した親会社取締役会の決議書※1
・関連官庁からのNo Objection Letter※2
※1在外UAE大使館、UAE外務省の認証を受け、アラビア語に翻訳する必要がある。
※2特定の事業分野で必要(例:航空運送業はドバイ空港、建設業はドバイ市庁、など)
4.DEDから最終承認とライセンスを取得する。必要書類は以下のとおり。
・事前承認書
・事前承認取得時の必要書類一式
・事務所賃貸契約書コピー
・会社定款(公証人の証明を受けたもの)
・親会社の会社定款※
・親会社の登記証明(登記謄本/抄本)※
※在外UAE大使館、UAE外務省の認証を受け、アラビア語に翻訳する必要がある。
5.ドバイ商工会議所に登録する。
■支店、駐在員事務所
1.DEDの事業分類リストより、設立する会社の事業分野を特定する。
2.DEDに商号を仮登録する。
3.経済省の承認を取得する(手数料5,000ディルハム)。必要書類は以下のとおり。
・所定の申請書
・親会社の登記証明(登記簿謄本/抄本)※
・支店/駐在員事務所設立を決定した親会社取締役会の決議書※
・申請代行者に対する委任状※
・サービス代理人(スポンサー)のパスポートおよび住民票コピー
・公証人の証明を受けたスポンサー契約書
※在外UAE大使館、UAE外務省の認証を受け、アラビア語に翻訳する必要がある。
4.DEDから事前承認を取得する。必要書類は以下のとおり。
・所定の申請書
・商号リスト
・代表者のパスポートコピー
・スポンサーのパスポートおよび住民票コピー
・経済省の承認書
・支店/駐在員事務所設立を決定した親会社取締役会の決議書※
・支店代表者に対する委任状※
・親会社の会社定款※
・親会社の登記証明(登記謄本/抄本)※
・関連官庁からのNo Objection Letter(事業分野による)
※在外UAE大使館、UAE外務省の認証を受け、アラビア語に翻訳する必要がある。
5.DEDから最終承認と商業ライセンスを取得する。必要書類は以下のとおり。
・事前承認書
・事前承認取得時の必要書類一式
・事務所賃貸契約書コピー
・公証人の証明を受けたスポンサー契約書
6.ドバイ商工会議所に登録する。
7.経済省の外国企業登記簿に登録する(手数料1万ディルハム)。登録にあたっては、銀行保証金5万ディルハムが必要。登録は毎年更新する必要がある(更新手数料1万ディルハム)。新規登録時の必要書類は以下のとおり。
・ライセンスコピー
・支店代表者に対する委任状※
・銀行が発行する保証金預け入れ証明書
※在外UAE大使館、UAE外務省の認証を受け、アラビア語に翻訳する必要がある。
■フリーゾーン内の会社(ジェベル・アリ・フリーゾーンの例)
同フリーゾーンで会社設立を希望する企業は、まず以下の手順でジェベル・アリ・フリーゾーン庁(JAFZA)から暫定承認を取得する。
1.企業の設立趣旨等を記した所定の質問表をJAFZAに提出する。
2.JAFZAにより質問表が審査・承認された後、申請書、事業計画書、電力供給申請書を提出する。
3.事業内容によっては環境への影響を聴取する質問表の提出も求められ、その質問表をJAFZAが審査した結果必要となれば、更に詳細な環境報告書の提出が求められる。
以上の書類に基づきJAFZAが審査を行い、適格と判断されれば暫定承認が得られる。暫定承認を取得したら、該当する法人形態により以下の手続きを行う。
[FZEまたはFZCOの場合]
1.FZEまたはFZCO申請書とライセンス申請書を提出する。
2.JAFZAが申請書を審査し、承認されたら以下の書類(在外UAE大使館の認証を受けたもの)を提出する。
・親会社の登記証明(登記簿謄本/抄本)
・親会社の会社定款
・FZEまたはFZCO設立とその代表者、役員、法定代理人を決定した取締役会の決議書
・法定代理人に対する委任状
・代表者、役員、法定代理人の署名鑑およびパスポートコピー
3.JAFZAがこれらの書類を審査した後、承認のレターが発行される。このレターは、資本金入金口座開設と住所登録に必要となる。
4.その後、企業の概要や事業活動、賃貸物件等に関する詳細を記述したリース概要書に署名し、銀行から資本金払い込み完了のレターを入手し、提出する。
5.正規のリース契約書に署名し、登録手数料、賃貸料等を支払った後、ライセンスが発行される。
[支店の場合]
1.以下の書類(在外UAE大使館で認証を受けたもの)を提出する。
・親会社の登記証明(登記簿謄本/抄本)
・親会社の会社定款
・支店設立とその代表者、法定代理人を決定した取締役会の決議書
・法定代理人に対する委任状
・代表者、法定代理人の署名鑑およびパスポート写し
2.JAFZAがこれらの書類を審査した後、リース概要書に署名する。
3.正規のリース契約書に署名し、登録手数料、賃貸料等を支払った後、ライセンスが発行される。
JAFZAによる従業員のスポンサー手続き:
JAFZAをスポンサーとして労働者を雇用する場合は、JAFZAと人材仲介契約を取り交わす。ライセンスが発行された後には、入国許可申請書を提出できる。この時点で人材仲介契約の中で規定される銀行保証金が必要となり、ビザ取得費用と共に支払う。
事務所・工場等の建設:
建物の建設または機械の設置が必要な場合、現地登録コンサルタントを通じて詳細な計画と電力供給申請を提出する。建設許可が発行されたら、コンサルタントの監督とJAFZAによる定期点検の下、現地登録の工事業者が工事を行う。建築物が完成した後、JAFZAに対し敷地内の検査を要請し、問題がなければ建築物完成証明書が発行され、電力が供給される。同様に、機械設置後には適正稼働証明書が発行される。
製造業の登録:
JAFZAは、経済省による国家工業ライセンスの取得を希望する企業に対して、以下の手順で行政手続を行う。
・当該企業がJAFZAへ申請書およびプロジェクト提案書を提出する。
・JAFZAが同省へ同提案書を提示し、企業に代わって手続きを進める。提案が原則認められると、同省が暫定承認を行い、JAFZAが企業に対し国家工業ライセンスを発行する。
・製造の準備が整うと、JAFZAが同省による工場点検を手配する。工場の稼働していること、製品がライセンスにより許可されていること、同省による点検が行われたこと、等が確認された後、同省から登録番号を記載した証明書が発行され、当該企業が登録された旨経済省に通知される。さらに財務工業省がGCC事務局へ通知すると、GCC事務局がGCC諸国の関税当局へ通知書を転送する。
・登録が完了すると、経済省は企業の要請に応じて随時原産地証明書を発行する。

