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貿易・投資相談Q&A

輸出に関する基本的な制度や手続き : 貨物輸送・物流

BAF、CAFの意味と海上運賃の構成要素

Q. 海上運賃でBAFとかCAFと言う用語が出てきますが、これらの用語の意味と海上運賃はどのように構成されているかを教えてください。
A.

BAFとは、Bunker Adjustment Factor(燃料費調整係数)の略で、燃料(重油)価格の変動に対して調整される割り増し料金のことです。航路によって異なる名称が使われることがあり、BS (Bunker Surcharge)、EBS (Emergency Bunker Surcharge)、EFAF (Emergency Fuel Adjustment Factor)、FAF (Fuel Adjustment Factor)などともいわれます。BAFは一般的にトン当り、コンテナ当りで価格が決められています。 また、最近ではBAFの一環としてNOx Emission Surcharge、Carbon Tax Charge、Low Sulphur Fuelといった割り増し料金も出てきています。

CAFとは、Currency Adjustment Factor(通貨変動調整係数)の略で、為替レートの変動に対して調整される割り増し料金のことです。CS (Currency Surcharge)といわれることもあります。CAFは一般的に基本料金に対する割合(%)で価格が決められています。 東南アジア航路などでは、日本円の高騰に対して課徴するYAS(Yen Application Surcharge)というのも使われます。

海上運賃は、基本運賃とBAF、CAFのような割り増し料金(サーチャージ)で構成されます。BAF、CAF以外のサーチャージとしては、たとえば、特定港の船混みによる滞船長期化に適用されるCongestion Surcharge(船混み割増)、季節的に貨物量が激増しているときに適用されるPeak Season Surcharge(ピーク・シーズン割増)などです。また、これらとは別にコンテナ輸送にかかわる費用としてT.H.C(ターミナル・ハンドリング・チャージ)、CFS Charge(コンテナ・フレイト・ステーション・チャージ)などがあります。

なお、船会社によってはBAF、CAFなどのサーチャージ込みの運賃体系を適用している場合もあります。

 

調査時点:2010/08

 

記事番号:A-010928

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