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貿易・投資相談Q&A

輸出に関する基本的な制度や手続き : 貨物輸送・物流

混載貨物としてフォワーダーに委託する場合の料金

Q. 海上混載貨物としてフォワーダーに委託する場合の料金体系を教えてください。
A.

混載業者(フォワーダー)は荷主から小口貨物の運送を引き受け、契約運送人として仕向地別に仕分けした上で、大口貨物にして航空会社や船会社に運送を依頼します。
フォワーダーは貨物運送の取扱業者ですが、わが国大手の貨物取扱業者は国内運送業者・運送代行業者、通関業者、船積みおよび陸揚げ代行業者、非船舶運行業者(NVOCC:NON-VESSEL OPERATING COMMON CARRIER)、保険代理店等の機能を有しています。それに関する料金が委託料金となります。海上コンテナ混載貨物が到着してCFSで通関した場合の一般的な料金を例として示します。
なお、航空貨物の場合は、フルパレット、混載ともに同一の運賃体系であり、運賃以外に発生する費用は燃料サーチャージ、セキュリティーチャージ(テロ対策費・ただし、一部の航空会社)などです。


I. 運賃
フォワーダーにより顧客への混載貨物運賃見積り額が異なりますので、各フォワーダーにお問い合わせください。


II. CFS(CONTAINER FREIGHT STATION)チャージ
輸入貨物を混載コンテナから取り出したりする費用で、現状、アジア・欧州からは3,980円/RTとなっています。RTはRevenue Tonのことで、運賃算出の際に容積貨物か重量貨物かどちらか大きい方を適用するという意味です。海上貨物の場合は、1立方メートル=1トンとして計算します。


III. THC(またはCHC)
Terminal Handling Charge(またはContainer Handling Charge)として、1,210円または1,250円/RTが一般的です。


IV. D/Oフィー (またはDocフィー)
Delivery Order(荷渡指図書)発行料金は、2,000円/BLから1万円位で各社により異なります。


V. 輸入通関料(現行2008年4月1日実施料金が適用)
通関業法基本通達で最高額が決定されています。申告が1件の場合(つづき申告がない場合)、申告価格が20万1,000円(大額扱い)以上の申告納税の場合は1万1,800円。それ以外の小額貨物簡易通関扱は8,600円。フォワーダーにより、最高額を請求しない場合もあります。


VI. 輸入取扱料
重量に関係なく一律に決めているのが一般的で、おおよそ1万円から3万円位の範囲です。


VII. 内容点検料
必要時に請求となりますが、各社独自に決めています。


VIII. 他法令申請(必要であれば)
各社によりまた申請書類により異なります。


IX. 税関検査料
検査発生時の料金で、フォワーダー(通関業者)の手間賃といえる立会料のほか、検査場までの運送料、コンテナからの出し入れ作業料などがあります(税関に支払うものではありません)。
 

X. 保険料
フォワーダーは保険会社の代理店になっている場合も多く、運送保険を付保してもらうことができます。最低保険料は一通知あたり通常3,000円となっていますが、外貨建てや割引制度を利用できる場合は金額が異なります。


XI. 国内配送料
各社により多少異なります。大手のフォワーダーは、通関手続きから国内配送までの業務を一貫して担当していますが、各社とも料金がすべて一律ではありません。従って、正確な費用については各フォワーダーにお問い合わせください。フォワーダーに委託する場合、料金だけではなく、満足できるサービスを提供してくれる会社を選択することも重要です。

 


調査時点:2011/09

記事番号:A-010146

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