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「Kyoto-Tokyo from Samurai to Manga (京都-東京:侍からマンガへ)展」がモナコで開催

2010年10月
分野:コンテンツ(コミックス・アニメ)

フランス南部に隣接したモナコ公国で、日本文化をテーマにした展覧会が開催された。「京都—東京:侍からマンガへ」と題されたこの展覧会は、セミナー・エキスポ会場である、グリマルディ・フォーラム・モナコの創立10周年の記念すべきイベントの一環として企画されたもの。

「UFOロボ・グレンダイザー」のイラスト、鎧、日の丸などをモチーフとしたポスターが印象的なこの展覧会では、8世紀から継承されてきた日本古来の伝統文化と芸術の発祥地としての「KYOTO」。そして現代のモダンカルチャー、先端テクノロジーの象徴としての「TOKYO」という2つのテーマを同時に扱う、ユニークな展覧会として、日本の伝統文化・芸術の愛好家と、マンガ、アニメ、ゲームといった現代のジャパンカルチャー愛好者の双方を満足させる充実した内容となった。

KYOYO:伝統文化

展示物は約600品にも及び、日本の歴史と文化を紹介した。

東京博物館、京都博物館、静嘉堂文庫美術館、江戸東京博物館などからの貴重な文化財のみならず、英国のビクトリア&アルバート博物館、ベルギーのブリュッセル王立芸術歴史博物館など、欧州の美術館、博物館に所蔵されている日本古美術品のコレクションも一同に会した。

また、「KYOTO」と「TOKYO」を結ぶ「東海道」の歴史を紹介するコーナーなども設けられ、この2つの語を繋ぐ、地理的、歴史的、そして文化的な背景を検証する試みも見受けられた。

また、会期中は、合気道、空手、剣道などのデモンストレーションや、書道のパフォーマンスなどの多彩なプログラムが企画された。

TOKYO:現代のカルチャー

一方、「TOKYO」に象徴される現代部門では、日本のポップカルチャーを包括的に紹介した。マンガ、アニメ、ゲームなどの分野から、さまざまな展示が行われた。

原画の展示:杉浦日向子、谷口ジロー、上村一夫、など。また、書家で時代マンガ作家である平田弘史氏のパフォーマンスが開会セレモニーで披露された。

手塚治虫ルーム:独立したコーナーが設けられ、「新宝島」「鉄腕アトム」「火の鳥」などの作品の紹介、また「鉄腕アトム」の人形や、作品の世界観を表現した未来都市の模型などを展示。

天野喜孝作品展示:「ガッチャマン」「ファイナルファンタジー」などのアニメ・ゲームのキャラクター・デザイナーとして、またアーチストとしても著名な天野喜孝氏が手がけたオリジナル3Dキャラクター「EVE」のフィギュアと原画、映像などを展示。

東映アニメーション:「UFOロボ グレンダイザー」「聖闘士聖矢」「ドラゴンボール」などの歴代アニメから、「One Piece」といった現在進行中のヒット作まで幅広く紹介。オリジナルのセル画やストーリーボードなどが展示された。

SEGA、バンダイナムコゲーム:各々の代表的なゲームを紹介。中にはヨーロッパ未発売のものもあり人気を呼んだ。また、会場ではバンダイナムコで今秋発売予定のゲーム「NARUTO-ナルト-疾風伝ナルティメットストーム2」のスペシャルムービーなども放映された。

会場には7月にパリで開催されたJAPAN EXPOにもお目見えした、マンガ「NARUTO」の主人公うずまきナルトの巨大なバルーン人形も登場し、展覧会のアイコンのひとつとして観客の目を引いた。

モナコ-日本間のビジネスセミナーも同時に開催

展覧会の閉会2日前の9月10日には併設したセミナー会場にて、「第1回モナコ-日本ビジネスセミナー」と題したセミナーも開催された。

モナコ公国の対外関係及び国際経済・財務の政府顧問であるビアンシェリ氏の講演を始め、カンファレンス、座談会、マッチングなどが行われた。

参加企業の分野は食品・自動車・IT・ロボット産業・コミュニケーション・コンテンツ産業など多岐に渡った。

開催場所
グリマルディ・フォーラム・モナコ(Grimaldi Forum Monaco)他のサイトへ
会期
2010年7月14日~9月12日
入場料
12ユーロ

(パリ・センター)


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