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チリ

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原産地 マイポ・ヴァレー

細長いチリの国土のほぼ中央に位置し、アンデス山脈と海岸山脈に挟まれる形で内陸部に展開するマイポ・ヴァレーは、19世紀半ばに、チリで初めてフランス系の優良品種が導入された地域です。カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シラー、マルベック、カベルネ・フラン、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなど、栽培されているブドウの品種は様々ですが、特にカベルネ・ソーヴィニヨンは世界的に高く評価されています。

気候条件や土壌の特質などから3地域に分類され、地域ごとにその特性を生かしたブドウ栽培が行われています。標高650メートル付近に位置するアルト・マイポと呼ばれる地域では、アンデス山脈から吹き降ろす冷涼な風の影響で昼夜の温度差が大きいため、タンニンのしっかりした風味の良いワインが作られます。一方、サンティアゴの南東部・標高550~650メートル付近に位置するマイポ・メディオ、および更に標高が低く海岸山脈に近いマイポ・バホと呼ばれる地域は、暖かい気候と肥沃な土壌に恵まれ、口当たりの良い柔らかでフルーティーなワインを産することで知られています。また近年では、各地域で収穫される異なった品種から作られるワインをブレンドする、アサンブラージュの試みも盛んです。

マイポ・ヴァレーには、チリワインの黎明期である19世紀から続く伝統的な大手のワイナリーもあれば、1990年代に生まれた新興ワイナリーもあります。工業スケールの大規模農園から実験的で小規模な有機栽培まで、実に多種多様なワイン作りが展開されており、近年は外国資本も参入してきました。その中心に人口600万人の大都市サンティアゴを抱えるこの産地は、名実ともに今後もチリワインの基盤となる伝統と革新の産地であると言えるでしょう。

ブドウ品種別作付面積
品種 面積
(ha)
カベルネ・ソーヴィニヨン 6,411
メルロー 1,168
シャルドネ 961
カルメネール 548
ソーヴィニヨン・ブラン 427
シラー 380

(出所:Wines of Chile他のサイトへ

マイポ・ヴァレーのワイナリーリスト

その他の情報

  • マイポ・アルト・ワイン街道他のサイトへ
    サンティアゴから車で南にわずか30分に位置するマイポ・アルトはアンデス山脈から太平洋に注ぐマイポ川が形成するマイポ・ヴァレーの上流部であるピルケ、ブイン、パイネ地区に位置します。
    マイポ・アルト・ワイン街道には7ワイナリーが加盟し、ワイナリー訪問のほか、農園や山岳地帯観光、レストランでの昼食を組み合わせたツアーを用意しています。

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