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フィリピン

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貿易・投資相談Q&A

日本からの輸出に関する相手国の制度など

中古機械の現地輸入規則および留意点:フィリピン向け輸出

Q. フィリピンへ中古機械を輸出しますが、現地の輸入規則について教えてください。
A.

フィリピンでは中古の産業機械類(圧延機、スタンピング機械など。例:HS8420、HS8423、HS8432、HS8433、HS-8434等)の輸入通関に際し、特に規制はありません。ただし、日本からの輸出に際し、外為法や輸出貿易管理令等の安全保障輸出管理の関連法令を順守する必要があります。


I. 船積前検査(PSI)
バラ積み貨物等の船積前検査実施に関する手続き規定(関税局通達2000-18号)が2010年5月12日から発効しました。 認定検査会社4社(Bureau Veritas, Cotecna, Intertek, SGS)が検査を実施しています。

  1. 船積港検査報告書の提出:認定会社から直接税関へ、入港12時間前までに電子情報による提出が求められています。
  2. 事前通関手続き:認定検査会社の事前貨物検査が真実条件を満たす場合、入港前に輸入申告および関税の支払が可能です。
  3. 輸入港における認定検査会社による貨物検査も可能です。

 

必要書類については、検査会社に確認の上、準備してください。

 

II. 輸入決済の為の外貨交換
以下の仕組みを利用した対外支払いに必要な外貨の購入に当たっては中央銀行(BSP)の事前許可は不要です。

  1. 信用状(L/C)
  2. 支払渡し(D/P)
  3. 引受渡し(D/A)
  4. 交互計算(O/A; Open Account)
  5. 直接送金

 

III. 関税

  1. 関税の課税基準:原則としてCIF価格に相当する取引価格を基に計算されます。
  2. 対日適用税率:最恵国待遇(MFN)税率。日比EPA適用品目の関税は減率または無税となります。
  3. 関税以外の諸税:付加価値税(VAT、12%)、輸入税など。課税基準はCIF + dutyです。
  4. 品目分類の見解の相違を避けるため、関税委員会からルーリング(事前教示)を取得する事をお勧めします。


IV. その他関連情報

  1. 木材梱包材の検疫規制(2005年1月1日開始)
  2. フィリピン経済区庁(PEZA)登録企業の輸入手続簡素化(2005年7月7日開始)
  3. スーパーグリーンレーン(SGL)
  4. 税関公共保税倉庫(CBW)利用料金の改定(2004年5月6日)
  5. 関税事後調査および書類保管義務
  6. 安全保障貿易管理

貨物によっては対象になる場合があります。たとえ海外子会社への移設であっても、当該中古機械設備が安全保障貿易管理の規制対象であるかどうかを確認する必要があります。 規制対象品目(該当品目)の場合には輸出許可申請をして、ライセンスを取得しなければなりません。

a.~e.についての詳細は、 「ジェトロ-フィリピン-貿易為替制度(輸出手続)」 を、f.についての詳細は「安全保障貿易管理」(下記URL)を参照してください。


関係機関
フィリピン中央銀行(BSP) 他のサイトへ
国家経済開発庁(NEDA) 他のサイトへ
関税局(BOC) 他のサイトへ   
貿易産業省(DTI) 他のサイトへ   
<指定検査会社>
SGS 他のサイトへ
Safetytech 他のサイトへ  
在日フィリピン大使館 他のサイトへ  
経済産業省(安全保障貿易管理) 他のサイトへ
財団法人 安全保障貿易情報センター(CISTEC) 他のサイトへ  
CISTEC 該非判定支援サービス 他のサイトへ

 


参考資料・情報
ジェトロ: 世界各国の関税率

 


調査時点:2012/11

記事番号:A-000964

関連情報
各国・地域データ
調査レポート

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