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記者発表

「日本食品に対する海外消費者調査(中国、香港、台湾、韓国、米国、フランス、イタリア)」結果について

2013年3月5日

調査概要

  1. 目的:海外の消費者の食品消費習慣や、日本料理および日本産食品に対する評価等につき生の声を探り、消費者需要を把握する。調査結果を日本産食品の輸出拡大の一助とすることを狙いとする。
  2. 調査期間:2012年12月6日~12月20日
  3. 調査手法:インターネットアンケート調査
  4. 調査対象:中国、香港、台湾、韓国、米国、フランス、イタリアの7カ国・地域在住の20代~50代の消費者計2,800人(各400サンプル×7)。サンプル数内訳は各年代100(男女各50)とした。※在留邦人を除く。
  5. 質問内容:1.好きな外国料理(日本料理含め)、2.食品購入の習慣、3.日本産清酒、緑茶等の消費・購入経験と評価、4.現状輸入が難しい日本産品に対する需要

調査結果要旨

1.専門店の増加やアニメの浸透でラーメンやカレーも人気
好きな外国料理を聞いたところ、米国を除き全ての国・地域で1位は「日本料理」と日本料理への高い評価が明らかに(米国では3位)【図1】なった。中でも、定番の「寿司」「焼き鳥」「天ぷら」は日本料理の代表メニューとして浸透を深めており、国・地域問わず高い人気を得た。また、アジアや米国で「ラーメン」が支持され、欧州では「カレーライス」が好まれる結果が出た【図2】。前者はラーメン専門店の増加がブームを後押しし、後者はアニメが広まる中でカレーを食するシーンが描かれていることが多いことから消費者に受け入れられているようだ。
※【図1】~【図2】は複数回答可としており、総回答数に対する回答個数の割合を示した。

【図1】好きな外国料理
質問:「好きな料理かつ外食で食べる外国料理はどれですか(複数回答可)」


【図2】好きな日本料理 質問:「好きな日本料理メニューはどれですか(複数回答可)」


2.欧米とアジアでは食品購入時に重視する情報源が異なる
食品購入の習慣等に関して、地域差が顕著に表れた点は、購入時の情報収集方法である。欧米の消費者は「友人のすすめ」や「過去の経験」に頼る傾向が見られた一方、アジアの消費者は「ネットの情報」や「信頼できるブランド」を重視する傾向が表れた(別添P.4【図3】)。特に中国、韓国ではネットのクチコミサイト、SNS、ブログに重きを置いている点が明らかになり(別添P.4【表1】)、アジア・欧米の消費者に対する販促方法を検討する上での示唆となる結果となった。

3.日本産清酒:中国、米国で高評価。米国での評価は吟醸酒、純米酒など特定名称酒人気が背景に
日本産清酒の評価については、回答者の8割が高評価を示し、特に中国、米国で好評だった(別添P.5【図4】)。米国での高評価は、日本の蔵元と米国バイヤー双方の販促努力等から、現地で高価格帯の吟醸酒、純米酒といった特定名称酒が健闘しているといった点が背景として考えられる(※中国、米国では日系メーカーをはじめ清酒の現地生産品も多く、現地生産品と日本産品を混同している可能性もある)。

4.日本産緑茶:「抗酸化作用」から、フランスで女性を中心に好評
日本産緑茶の評価については、回答者の9割以上が高く評価し、とりわけフランスで好評という結果に(別添P.5【図5】)。さらに本質問に回答したフランス人女性回答者(150人)の62.7%が日本産緑茶を「非常に高く評価する」と回答。近年同国では、カフェや家庭で緑茶が身近な飲み物として浸透を深めていること、緑茶の「抗酸化作用」が老化対策に有効として女性に注目されていること等も背景として挙げられる。

5.日本産の「牛肉」「桃」への高い需要
現状、輸入が難しいが食べてみたい日本産品については、対象国・地域共通して「牛肉、「桃」に高い需要がみられたほか、中国で「いちご」、韓国で「びわ」、米国で「さくらんぼ」、フランスで「鶏肉」への需要がみられた(別添P.6【図6】~【図11】)。
担当部課
ジェトロ農林水産・食品調査課(担当:遠藤、籠瀬)
TEL:03-3582-5186

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