事業概要
中小企業等の海外販路開拓支援 ‐ 日本のブランド力発信と海外市場展開支援
ジェトロは、日本経済の活性化・産業競争力強化に貢献するため、中小企業等の海外販路開拓に積極的に取り組んでいます。
優れた製品や競争力のある技術、デザイン等を持ちながら、単独では海外マーケットに参入する機会を逃している中小企業等の個々の商談成立をお手伝いするため、海外マーケットの情報提供、現地規制や貿易実務に関するアドバイス、海外の有力な展示会・見本市への出展・商談、海外より有力バイヤーを招へいして国内で商談会の開催、ミッション派遣等の多岐にわたるサポートメニューを用意しているほか、魅力ある「日本ブランド」を世界に発信し、日本製品のイメージアップに取り組んでいます。
平成24年度中小企業海外展開支援の行動計画
中小企業の海外展開を円滑に支援するため、平成22年10月に、経済産業大臣を議長として、政府、政府関係団体、中小企業団体、金融機関といった支援機関の参加により、「中小企業海外展開支援会議」が設置されました。また、23年6月に、各支援機関が策定した「行動計画」をもとに、「中小企業海外展開支援大綱」が策定されました。さらに、24年3月9日に開催された、「第4回中小企業海外展開支援会議」には、ジェトロの石毛理事長が出席し、ジェトロは「24年度の行動計画」を発表しましたので、以下をご覧ください。
- 中小企業海外展開支援の行動計画
(279KB)(2012年3月9日)
海外販路開拓支援の重点分野
日本の業界団体、国内産地からの要望をお聞きした上で、特に、次の分野を重点分野として支援事業を行います。分野ごとのイベント情報やこれまでにジェトロが作成した「海外調査レポート」については、以下の各産業別ページをご覧ください。
- 食品・農林水産物
- ファッション(テキスタイル、アパレル)
- デザイン(伝統産品、日用品、家具など)
- コンテンツ(映像コンテンツ、音楽、ゲーム、マンガなど)
- サービス(流通・小売、外食など)
- 先端技術(IT・バイオなど)
- 機械・機器
- 環境・エネルギー
- インフラ・プラント
各種サービスのご案内
海外コーディネーターによる輸出支援相談サービス
ジェトロが海外に配置する各分野の専門家(海外コーディネーター)が、お客様の海外ビジネス展開に関するお問い合わせについて、現地の感覚・目線でお答えします。製品・商品の輸出可能性等についてお調べになりたい中小企業の皆様が対象です。
※本サービスは、「国・地域」と「産業分野」が限定されています。予めご了承ください。
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展示会・商談会への出展支援
ジェトロが主催・参加する海外見本市のジャパンブースへのご出展をサポートします。ジェトロではネットワークと豊富な経験を生かし、日本企業の皆様のニーズに応えられる有望な見本市を選定しています。「どういった見本市がよいのかわからない」といった場合は、先ずジェトロ募集の見本市をご検討されることをお薦めします。
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輸出有望案件支援サービス
各分野の専門家が、お客様の製品・商品や会社の状況に合わせてマーケット・バイヤー情報の収集や海外見本市での商談サポート、最終的には契約締結までお手伝いします。優秀な製品を持っていながらこれまで輸出経験がない、あるいは輸出ビジネスを躊躇している中小企業の皆様が対象です。
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映像コンテンツ産業の支援サービス(中国)
中国市場への映像コンテンツの輸出・取引拡大に取り組む企業の皆様をサポートするため、個別相談や中国企業とのマッチング支援サービスを実施します。日本の映像作品を中国に輸出しようと考えている企業をはじめ、既に輸出しているが新規顧客の開拓を行いたい企業の皆様などが対象です。
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環境・エネルギー分野の支援サービス(北米)
技術・製品情報の英文プレゼン資料の無料作成や、ジェトロのウェブサイト・北米事務所からの情報発信を通じ、製品PRをお手伝いします。さらに、北米で開催される有力展示会に安い価格で出展いただくことが可能です。北米市場への展開に意欲的な企業の皆様が対象です。
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農林水産物・食品団体向け輸出サポート事業
業界団体がビジネス展開を目指す地域への輸出の支援を特定商品群に集中して行い、日本の農林水産物・食品の輸出拡大を目指します。海外バイヤーの招へい、調査、ミッション派遣、海外見本市出展など7つの支援プログラムを組み合わせたサポートを実施します。
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ジェトロの展示会・ミッションに参加し、成果を上げられた企業様を紹介します。
有限会社折田物産
日本有数のお茶どころ知覧でお茶の製造・販売を行う折田物産は、ジェトロ主催のミッション参加などを機に米国ニューヨークでの市場開拓を図る。高級品を軸に、日本食レストランなどで販路を拡大、着々と市場を拡げています。
北海道ワイン株式会社
純国産原料にこだわり北海道でワインを製造する北海道ワインは、ジェトロ主催の商談会参加を機にジェトロの輸出有望案件発掘支援事業に登録、その後、香港向けの輸出を本格化させており、生食用ぶどうを使った独自商品で更に販路を広げつつあります。
株式会社能作
富山県高岡で伝統を活かし鋳物製品を製造・販売する能作は、イタリア人デザイナーとのコラボレーションでユニークな風鈴を製品開発。また、リで開かれる世界最高峰のインテリア・デザイン関連見本市「メゾンエオブジェ」のジェトロブースに参加し、錫製品などの販売に成功しました。
大和化学工業株式会社
排水・廃液処理用の減圧脱水乾燥装置「TAKE減」を製造販売する大和化学工業は、「日中省エネ・環境技術交流展示会」なそジェトロ主催のビジネスマッチング・イベントを足がかりに、中国とタイでの装置販売に成功。更に北京大学との共同研究に調印し、アジア水市場でのビジネス拡大を目指しています。
その他の事例は「ジェトロ活用事例- 世界に挑む中小企業」をご覧ください。
参加展示会のご紹介
メゾンエオブジェ2011年1月展
パリで開催される「メゾンエオブジェ」は、世界最高峰のインテリア・デザイン関連見本市で、インテリア界のパリコレとも言われる華やかな展示会です。今年で18年目を迎える同見本市は出展希望者数が多く、スペース確保が難しいことでも有名ですが、2011年1月展にはジェトロのジャパンブースに国内各地から29社・団体が出品。総出展面積は、過去最大規模となる約400平方メートルに及びました。会期中には前回を大幅に上回る、商談2,812件、成約857件・US$3,870,095(見込み含む)の成果があり、出展者からは「食器を輸出したいと考えて出品したが、建材として、あるいは家具の一部としてなど、いろいろな販路が見えてきた」といった前向きなコメントや、今後もメゾンエオブジェ出品を通じて海外販路開拓を続けたい、などの声が寄せられました。
ニューヨーク国際ギフトショー2011年夏展
2011年8月に開催された「ニューヨーク国際ギフトフェア(NYIGF)」は、北米で開催されるギフト関連展示会で随一の規模と歴史を誇る見本市です。ジェトロはデザイン性や機能性に優れたインテリア小物、キッチン用品、ファッション小物、ギフト商品など幅広い分野を扱う20社からなる、過去最大規模のジャパン・パビリオンを同見本市内に設けました。
会期中はクリスマス商戦向け商品の買い付けを目的に、百貨店やチェーン店、専門店等の小売バイヤーが約3万5,000人来場し、会場を賑わせました。ジャパン・パビリオンには米百貨店「メイシーズ」や大手生活雑貨チェーン「ベッド・バス・アンド・ビヨンド」などのバイヤーが多数訪れ、結果、1,800件を超える商談が行われました。出展者からは「多くの注文が取れた」、「条件が合えばその場で発注してくれる」等、米国人バイヤーの迅速な意思決定に驚く声も聞かれました。同展示会は、出展企業にとって北米消費財市場参入への足がかりとなっています。
アジアン・エアロスペース2011
2011年3月に香港で開催された、アジアの民間航空機市場への窓口となる専門見本市「アジアン・エアロスペース 2011」にジェトロは4社・2団体からなるジャパン・パビリオンを設けて参加し、日本の航空技術の売り込みを後押ししました。同見本市への来場者は1万2,300人で、前回に比べ中国本土からの代表団の派遣が50%も増えました。見本市の地位は回を重ねるごとに向上しつつあり、ジャパン・パビリオンにも日本企業とのビジネスに関心を持つバイヤー・団体が多数訪れました。今回で2度目の出展となるある日本企業は、「前回商談を持ち掛けていた希望取引先との、ビジネス成立の見込みが立った」と述べるなど、人脈形成の面でも非常に重要な成果が上がっています。