見本市レポート
100%デザインロンドン2008
英国・ロンドン
2008年9月18日~21日
9月18日~21日の4日間、ロンドンのアールズ・コートにおいて開催された「100%デザイン」は、世界で最も注目されるコンテンポラリー家具、インテリアデザインの国際見本市です。世界に大きな影響力をもつトレードショーに成長したこの見本市は1995年にロンドンのキングスロード沿いに設営された小さなテントでスタートし、最新で革新的なプロダクトに特化した、他の展示会とは大きく異なる展示会です。ロンドンで毎年開催されるデザイン・フェスティバルの期間中、市内各所で150を超えるセミナーや展覧会が同時に開催され、「100%デザイン」はその中核となっています。
他の展示会にはない一味違ったテイストの出品物を求めるプレスやバイヤーが世界中から集まり、情報収集、商談を展開しました。会期中は連日会場内で関連セミナーも開催され、盛況でした。また、今回特筆すべきは、世界的に有名なインテリアデザイナーである奇才トム・ディクソンを展示会のクリエイティブディレクターに起用し、会場全体にアヴァンギャルドでありながらクオリティの高い展示会の演出がなされていたことです。
ジェトロでは日本のデザイン産業の欧州における新規販路開拓、販売促進を目的として、意欲のある9社・団体をとりまとめ、本展示会にジャパンブースとして参加しました。ジェトロの参加は今年で3回目となりますが、今年は、7.5平方メートルの標準ブース以外にやや小さめの5平方メートルのデザイナーブースを設け、個人のデザイナーの方にも出展し易いブースを新設しました。出品物は家具、インテリア製品、文具など何れもデザイン性に優れた製品を展示し、プレス、バイヤーなど多くの来場者を集め、ジャパンブースには人の波が途切れませんでした。さらに、今年はジャパンブースの出品者の1社が新規出品者部門の大賞を受賞し、集客にも拍車がかかったようでした。また、日英の国交樹立150周年の今年、在英国日本国大使館公使がジャパンブースに来訪され、各ブースを熱心にご覧になりました。会期中のジャパンブース全体の商談件数は970件、成約件数・金額(見込み含む)は149件・3万1,640ドル、代理店申し込みが10件でした。出品者からは、「3回目の出展で、現地でのコミュニケーションやバイヤーとのコネクションがつながってきており、重ねてきた経験をうまく結びつけ、大きな成果につながった」、「集客は、人が途切れることなく盛況だった」、「見せたい人に、ダイレクトにメッセージを訴求できた」、「海外の展示会は初めてだったが来場者の関心度が高く商品化の目処が立った」との声をいただきました。
(展示事業部 専任調査役 笹島 るみ子)
| 見本市データ | |
|---|---|
| 見本市名 | 100%デザインロンドン(100% Design London) |
| 開催期間 | 2008年9月18日(木)~21日(日) |
| 開催場所 | Earls Court 2, Earls Court Exhibition Centre |
| 主催 | リード・エグジビジョンズ(Reed Exhibitions) |
| 出展者数、来場者数 | 未発表(ジャパンブース9社・団体) |





