第2四半期の実質GDP成長率、年率2.3%に回復-個人消費と純輸出が好調、設備投資は引き続き低調-

(米国)

ニューヨーク事務所

2015年08月04日

 米国商務省は7月30日、第2四半期の実質GDP成長率の速報値を発表した。成長率は前期比年率2.3%と市場コンセンサス予想を若干下回ったものの、冬の悪天候や西海岸の港湾労使交渉のもつれの影響などの要因が解消したことで、個人消費支出や純輸出の回復がみられた。他方、設備投資は引き続き低調となっている。なお、季節調整方法の変更などにより、2014年と2015年の第1四半期の成長率が上方修正された。

ビジネス短信 515098d7d54e85b0

記事本文は、会員の方のみご覧いただけます。