病院への外資参入解禁でサービス向上に期待-中南米の医療機器市場の最新動向(2)-

(ブラジル)

サンパウロ事務所

2015年09月28日

 2015年に医療関連の2件の法改正が行われた。いずれも外資にとってはビジネス機会を拡大するものだ。まずは、適正製造規範(GMP)監査に係る規制を一部緩和する法律が1月に制定された。これにより、国内での医療機器の製造・販売に必要な許認可取得の迅速化が見込まれる。もう1つは国内医療機関への外資の参入が解禁されたことで、設備の近代化のみならず、より効率的な病院運営のノウハウ導入も可能となる。

ビジネス短信 9513460c0e086bae

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