ドーハ・ラウンド交渉めぐる事態打開に意欲-欧州委のマルムストロム委員が見解-

(世界、EU、ドイツ)

ブリュッセル事務所

2015年08月17日

 欧州委員会のセシリア・マルムストロム委員(通商担当)は8月10日付の書簡で、暗礁に乗り上げかねないと指摘されているドーハ・ラウンド交渉の現状を懸念しつつも、欧州委として事態打開に向けて努力を続けるとの見解を示した。ドイツ産業連盟(BDI)が同委員に提出した意見書に対する回答の中で明らかにした。10月に予定されているG20貿易相会合(トルコ・イスタンブール)、12月の第10回WTO閣僚会合(ケニア・ナイロビ)に向けて、EUとしてどう取り組むか注目される。

ビジネス短信 e0587dc051540507

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