転出企業が出る中、投資誘致体制の整備を図る動きも(イリノイ州)-北米における投資事例と州の取り組み(2)-

(米国)

シカゴ事務所

2015年07月07日

 イリノイ州は交通の利便性や有能な人材確保のしやすさなどから、魅力的な投資先だ。税制の優遇措置や投資促進のセミナー開催など、州政府も熱心にサポートしている。一方で、法人税率や法定最低賃金の高さなどが指摘されており、同州を離れる企業も出ている。こうした中、ブルース・ラウナー知事の主導で、投資誘致などを担う経済開発公社の立ち上げが議会に提案されるなど、新たな動きが出てきた。

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