高賃金、低税率、社会福祉依存度の低い経済へ-2015年度夏季予算案(1)-

(英国)

ロンドン事務所

2015年07月28日

 ジョージ・オズボーン財務相は7月8日、2015年度(2015年4月~2016年3月)の新しい夏季予算案を発表した。法定最低賃金に替わる生活賃金の導入のほか、個人所得税や相続税の基礎控除額の引き上げなど、勤労者に報いる内容が多く盛り込まれた。2015年度夏季予算案を2回に分けて解説する。前編は高賃金、低税率、社会福祉依存度の低い経済へ移行するための改革について。

ビジネス短信 260234f7253f4030

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