パリの外国人観光客数、1~3月は2.0%減-テロ事件の影響は徐々に薄らぐ-

(フランス)

パリ事務所

2015年07月10日

 パリ市が6月4日に発表した観光統計によると、1~3月の観光客数(宿泊者数)は前年同期比で2.0%減少した。イタリア、オランダのほか、日本やロシアからの観光客が減る一方、中国からの観光客は増加が続いた。1月のテロ襲撃事件で遠のいた客足は、徐々に戻りつつあり、3月の観光客数は前年同月比0.6%減と小幅な減少にとどまった。フランス政府は観光ビザ発給の短縮化などにより、新興国からの観光客を増やしたい考えだ。

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