再び動きだす製造業の拠点シフト-「成長の三角地帯」の今(1)-

(シンガポール、マレーシア、インドネシア)

シンガポール事務所

2015年05月26日

 シンガポールの人件費や不動産賃料の高騰を受け、対岸のマレーシア南部ジョホール州へ製造拠点を移す動きが近年、再び加速している。また、同じく国境を接するインドネシアのリアウ諸島州バタム島では長年、日系企業の撤退が相次いでいたが、最近になって日系を含めた外資による新たな投資の動きもある。1990年代に注目を集めたシンガポール、ジョホール州、バタム島を結ぶ経済圏構想「成長の三角地帯」の今を、4回に分けて報告する。

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